2017年12月
<2017年度 公開講座>
等身大のマインドフルネス(「白銀号事件」編):対人援助職のための脳科学入門
開催日:2017年12月3日(日) 10:00-17:00 (受付開始 9:30)
会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館良心館2階203号教室
講師:日和 悟先生(同志社大学) 、藤野 正寛先生(京都大学)
参加費:1000円(一般,学生ともに)
主催:同志社大学・実証に基づく心理・社会トリートメント研究センター(WEST)
申込み:参加のお申込の締切は11月24日(土)までとさせていただきます(会場には定員設定がございますので,早めのお申し込みをお勧めいたします)。また,申込方法は,メールでの受付のみとさせていただきます。
宛先:rc-west@mail.doshisha.ac.jp
件名:【脳と念】参加申込み
本文:①お名前,②ふりがな,③ご所属と職名(あるいは学年),④受付確認メールの送付先アドレス,⑤領収書発行請求の有無
詳しいご案内
会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館良心館2階203号教室
講師:日和 悟先生(同志社大学) 、藤野 正寛先生(京都大学)
参加費:1000円(一般,学生ともに)
主催:同志社大学・実証に基づく心理・社会トリートメント研究センター(WEST)
申込み:参加のお申込の締切は11月24日(土)までとさせていただきます(会場には定員設定がございますので,早めのお申し込みをお勧めいたします)。また,申込方法は,メールでの受付のみとさせていただきます。
宛先:rc-west@mail.doshisha.ac.jp
件名:【脳と念】参加申込み
本文:①お名前,②ふりがな,③ご所属と職名(あるいは学年),④受付確認メールの送付先アドレス,⑤領収書発行請求の有無
詳しいご案内
- <企画概要>
- 本講座は,マインドフルネスに関する最新かつ正確な情報を吟味するための脳科学に関する基本的なリテラシーの獲得を目的としています。日和先生には脳科学の基礎知識(脳機能や最新の研究手法)について、藤野先生にはマインドフルネスに関する脳科学研究の最前線についてご講義いただきます。
当日のモデレイターは、武藤崇(同志社大学)が務めます。
2017年8月
<特別シンポジウム>
牧会カウンセリングにおけるアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の可能性:キリスト教と科学的心理療法との接点
開催日:2017年8月27日(日) 13:00-17:00
会場:同志社大学今出川キャンパス良心館地下階2番教室
【登壇者(敬称略)】
ご案内 :武藤 崇(同志社大学心理学部教授)
基調講演:早坂 文彦(日本基督教団西仙台教会牧師)
指定討論:小原 克博(同志社大学神学部教授)
指定討論:青山謙二郎(同志社大学心理学部教授)
参加費:無料
申込み:不要
詳しいご案内
会場:同志社大学今出川キャンパス良心館地下階2番教室
【登壇者(敬称略)】
ご案内 :武藤 崇(同志社大学心理学部教授)
基調講演:早坂 文彦(日本基督教団西仙台教会牧師)
指定討論:小原 克博(同志社大学神学部教授)
指定討論:青山謙二郎(同志社大学心理学部教授)
参加費:無料
申込み:不要
詳しいご案内
- <企画概要>
- 近年,欧米においては,牧会カウンセリングに,実証に基づく科学的な臨床心理学や心理療法の知見が応用されるようになりました。そこで,本シンポジウムは,そのような動向に対する日本における可能性について討論し,今後の課題を明確にしていくことを目的としています。
まず,日本におけるこの新分野での先駆的なお仕事なさっている,早坂文彦先生(日本基督教団西仙台教会牧師・農村伝道神学校スクール・カウンセラー)をお招きして,牧会カウンセリングにおけるアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の可能性について,基調講演をしていただきます(ACTとは,慢性疼痛,うつ病,不安症,強迫性障害などに効果があるということが実証されている,最新かつ科学的な心理療法の1つです)。つぎに,早坂文彦先生,小原克博先生(同志社大学神学部・教授/同志社大学良心学研究センター・センター長),青山謙二郎先生(同志社大学心理学部・教授),武藤崇(同志社大学心理学部・教授/同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター・センター長)によるパネル・ディスカッションを行います。
(タイム・スケジュールにつきましては,以下をご覧下さい)。
牧会カウンセリングと科学的心理療法との関連だけでなく,宗教と科学の建設的な連携について興味・関心のお持ちの方も,是非ご参加ください。 - <タイム・スケジュール(以下,敬称略)>
- 13:00 ? 13:45 本シンポジウムの企画説明およびACTの概略説明(武藤)
14:00 ? 15:30 <基調講演>牧会カウンセリングにおけるACT(早坂)
15:45 ? 17:00 <パネル・ディスカッション>(早坂,小原,青山,武藤) - <参考文献>
- 早坂文彦(2016). 牧会カウンセリングにおけるACT応用に関する試論.
宮城學院女子大學研究論文集, 122, 59-80.
https://www.mgu.ac.jp/main/educations/library/publication/kenkyuronbun/no122/04.pdf Knabb, J. J. (2016a). Acceptance and Commitment Therapy for Christian clients: A faith-based workbook. Routledge.
Knabb, J. J. (2016b). Faith-based ACT for Christian clients: An integrative treatment approach. Taylor & Francis.
Nieuwsma, J. A., Walser, R. D., & Hayes, S. C. (2016). ACT for clergy and pastoral counselors: Using Acceptance and Commitment Therapy to bridge psychological and spiritual care. Context Press.
Worthington, E. L., Johnson, E. L., Joshua N. Hook, J. M., & Aten, J. D. (2013). Evidence-based practices for Christian counseling and psychotherapy. IVP Academic. - <お問合せ先>
- 同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント(WEST)研究センター(E-mail: rc-west*mail.doshisha.ac.jp/ *を@に変換したものがメールアドレスになります)
http://rc-west-doshisha.jp/ - <主催>
- 同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント(WEST)研究センター
- <後援>
- 同志社大学良心学研究センター
同志社大学心理学会
2017年6月
<2017年度 臨床心理学講座>
慢性腰痛治療の「これから」:ACEとACTのコラボレーション
開催日:2017年6月4日(日)10:00-17:00
会場:同志社大学今出川キャンパス良心館2階203号教室
講師:松平浩先生(東京大学医学部附属病院22世紀医療センター
運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座)
武藤 崇・坂野朝子(同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント(WEST)研究センター)
参加費:無料
申込み:不要
詳しいご案内
会場:同志社大学今出川キャンパス良心館2階203号教室
講師:松平浩先生(東京大学医学部附属病院22世紀医療センター
運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座)
武藤 崇・坂野朝子(同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント(WEST)研究センター)
参加費:無料
申込み:不要
詳しいご案内
- <内容紹介>
- 松平浩先生は,「原因がはっきりしない腰痛は,痛みがあっても,動いたほうが回復が早い」「腰痛は心配しすぎると,良くならない」といった腰痛改善の新常識を研究・紹介している日本の第一人者です。ご著書に,「腰痛は『動かして』治しなさい」(講談社),「腰痛は脳で治す!3秒これだけ体操」(世界文化社)などがあります。また,「NHKスペシャル『腰痛・治療革命?見えてきた痛みのメカニズム?』」をはじめ,多数のメディア出演をなさっています。
ACEとは,腰痛の運動療法を3タイプに分類し,その分類に応じた目的の伝達と簡単なエクササイズの組み合わせを意味します(右図を参照)。
慢性の腰痛は,痛みを怖がったり,心配しすぎたりして,必要以上に腰をかばって安静にし続けてしまうことで,かえって痛みを長引かせてしまうことによるものだということが,近年,科学的に明らかにされてきました。つまり,意外なことに,慢性の腰痛は,心理・社会的な問題でもあるのです。そのような問題に対して有効なのが認知行動療法とされています。さらに,そのなかで,最新かつ有効性が実証されているものが,アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)なのです(左図を参照)。つまり,ACEとACTがコラボすれば,慢性化した腰痛のより良い改善が期待できるわけです。
武藤崇は,日本においてACTを2001年から研究・紹介しています。坂野朝子は,日本で初めて慢性腰痛に対してACTを適用し,その有効性を実証した新進気鋭の研究者です。その著書に「55歳からのACT:超高齢化社会における認知行動療法の新展開(http://ratik.org/7288/907438265/)」などがあります。
2017年4月
若者の心理的問題に対する診断横断的介入
“Super Skills for for Life”
Transdiagnostic intervention for mental health problems in young people
日時:2017年4月3日(月)14:00-15:30
場所:同志社大学 京田辺 キャンパス 恵道館 202 教室
講師:Cecilia A. Essau(英国 ローハンプトン大学)
対象者:大学生、大学院生、子どもの支援に携わる有職者 等
参加費:無料
申込み:事前申込不要
詳しいご案内
場所:同志社大学 京田辺 キャンパス 恵道館 202 教室
講師:Cecilia A. Essau(英国 ローハンプトン大学)
対象者:大学生、大学院生、子どもの支援に携わる有職者 等
参加費:無料
申込み:事前申込不要
詳しいご案内
- <内容紹介>
- 英国ローハンプトン大学のCeciliaA. Essau先生は、国際的な経歴と業績をお持ちの先生です。
Essau先生は、ボルネオ島でお生まれになった後、マレーシアで小・中学校の教育課程を終え、高等学校からはカナダへと移住し、学士・修士号を取得した後、ドイツのコンスタンツ大学で博士号を取得されています。
先生の主な研究分野は、①児童青年の精神病理学的アセスメント、②児童青年の精神病理に対する介入研究です。これまでに数多くの国内、および国際的な研究資金を取得してこられ、180本を超える研究論文と、17冊の若者のメンタルヘルスに関する書籍を執筆・編纂しています。
本講演では、若者の心理的問題に対する診断横断的介入プログラムである“Super Skills for Life”についての研究・実践についてご講演いただきます。